12« 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»02

ouchi-photoのブログ

愛媛県松山市のカメラマン 中村 誠二のブログです

驚異的画角 

前回のテストで使用したレンズはキヤノンEF17-40mm F2.8L USMですが、APS-CサイズセンサーのEOSでは最広角の17mm、フルサイズの5D MarkⅡは28mm域で撮影しました。下の写真は同じ日時、同じ場所でSIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL /HSM を付けて12mm域で撮影したものです。
ご覧のように驚異的な画角となり、強烈な遠近感、歪みに見舞われますが、現在のところ大判・中判も含めてこれ以上の広角レンズは存在しません。(多分) ただ、このレンズはフレアがとても入りやすい上、周辺光量落ちや周辺像の流れがひどく、周辺光量が落ち着くのがF11、周辺像の流れがマシになるにはF16まで絞らなければなりません。もっと絞れば更によくなるのかもしれませんが、F11あたりから極わずかではありますが回折収差が出始めているので、絞れるのはF16が限界かなと思います。
右上隅を100%で切り出しています。F16まで絞っても像の流れはこれだけ残ってしまいます。しかし建築写真では多くの場合、歪みを修正しますので、この程度の範囲なら最終的なトリミングで切れてしまいます。ノートリミングの場合でも14mm域以降なら周辺の流れ部分は切れてしまいますので、ほとんどの場合問題になりません。このレンズは色味が若干黄色く、解像の甘いレンズだと思っていましたが、5D MarkⅡとは相性がいいようで、色味・解像感とも全く問題ありません。歪曲収差も優秀で、特に建築写真分野では非常に頼りになるレンズです。

ただこのレンズ、発売初期の頃には偏心しているものが多く出回っていましたので、持っている方は一度テストしてみた方がいいかもしれません。私の所有していたのもそうで、片ボケが酷かったです。私の場合は保証期間内だったのでメーカーに調整に出したら無償で交換してくれました。
EOS 5D MarkⅡ SIGMA 12-24mm F4.5-5.6 EX DG ASPHERICAL /HSM 12mm F16 1/6秒

道後温泉本館を北側から撮影しています。地元の方ならお分かりかとおもいますが、北側は引きがなく、まさかここから全景が撮影できるとは想像がつかないと思います。歪みの修正でかなりトリミングされていますが、元画像ではもっと広範囲が写っています。いろいろ問題点もありますが、他のメーカーにはない超広角レンズですので大事に使っていかなければならないと思っています。
カメラ・機材  /  tb: 0  /  cm: 0  /  △top

この記事に対するコメント

△top

コメントの投稿

Secret

△top

トラックバック

トラックバックURL
→http://ouchiphoto.blog119.fc2.com/tb.php/23-b45684c4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

△top